花粉症
コラム

花粉症対策に「じゃばら」。薬に頼りたくないあなたにピッタリ

花粉症の季節に「じゃばら」という果物が話題に上るようになりました。ところで、じゃばらってご存じですか?柚子やカボスの仲間(香酸柑橘)で、強い酸っぱさとまろやかな風味が特徴です。和歌山県北山村でしか採れない、幻の果実といわれています。

じゃばら果実

そして最近、じゃばらに含まれる天然成分が花粉症に効果があると話題になっています。妊婦さんや授乳中のママをはじめ、花粉症の薬をなるべくのみたくない方におすすめのじゃばらのヒミツを探っていきます。

この記事はこんな人に特におすすめです!

  • 花粉症のお子さんを持つ親御さん
  • 妊婦さん
  • 授乳中のママ
  • 市販薬は集中力が低下するので服用したくない人
  • 眠くならない花粉症の薬を探している人

妊婦とママ

 

じゃばらについて詳しく知りたい方はこちら

幻の柑橘「じゃばら」とは? 偶然が生んだ奇跡の果実

 

じゃばらの天然成分が花粉症を緩和!

今から20年ほど前、じゃばら果汁の愛用者から「花粉症の症状が和らぐ」という感想が寄せられるようになりました。さっそく調べてみると、モニターの約半数が「鼻水や鼻づまりが楽になった」「目のかゆみが減った」と何らかの効果を実感していることが判明。

2005年に岐阜大学医学部で行われた臨床試験では、花粉症の症状そのものはもちろんのこと、症状に伴う不快感(集中力の低下やイライラなど)も減少していることが分かりました。その結果はテレビや雑誌などで取り上げられ、じゃばら人気は全国区へと広がっています。

花粉症に効くヒミツは「ナリルチン」

じゃばらのどの成分に効果があるのでしょうか。それは、じゃばらに含まれる「ナリルチン」です。ナリルチンには抗アレルギー作用があります。

そもそも花粉症などのアレルギー症状は、次のように起こります。

  1. 体内にアレルゲン物質(抗原)が入る
  2. 体内で異物と認識され、抗体ができる
  3. 再び同じ抗原が体内に入ったとき、抗原と抗体が結合
  4. ヒスタミンなどの伝達物質が放出され、くしゃみや鼻水などの症状が起きる

ヒスタミンを放出することを専門用語で「脱顆粒現象」と呼ぶのですが、じゃばらに含まれるナリルチンは、この脱顆粒現象を抑制する働きがあります。

花粉症の薬のしくみと副作用

一方、花粉症の薬の効き方はこんなかたちです。

花粉症の薬の主な成分は抗ヒスタミン剤です。抗ヒスタミン薬は、放出された (脱顆粒現象を起こした)ヒスタミンとH1受容体(鼻の粘膜などにあります)との結合を防いでくれることで、症状が出るのを抑えます。

ところで花粉症の薬をのむと頭がボーッとしたり眠たくなったりすることはありませんか?その原因も、実は抗ヒスタミン薬。脳内のH1受容体もブロックしてしまうことがあり、これが集中力や判断力の低下につながります。この症状を「インペアード・パフォーマンス(鈍脳)」といいます(最近では、インペアード・パフォーマンスが出にくいタイプの薬も販売されています)。

じゃばらは副作用なし。子どもや妊婦に安心

じゃばらに話を戻しましょう。じゃばらは天然の食品なので、基本的に副作用はありません。お子さんや妊婦さん、授乳中の方、薬に頼りたくないという方でも安心です。

また、眠くなったり集中力を低下させたりすることもないので、仕事や運転中に支障をきたすこともありません。

ただし、じゃばらの効果には個人差があります。症状がすぐに軽減する人、効果が表れづらい人、それぞれです。まずは一度試してみるのがおすすめです。

 

どんなふうに食べるのが効果的?

じゃばらジュース

じゃばら果実の旬は11月下旬から12月。花粉症の季節より少し前に収穫を終えます。そのままで食べるには酸っぱいので、多くはジュースなどの加工品として流通します。じゃばら果汁を使ったアレンジレシピを紹介します。

ティースプーン2杯をそのまま

じゃばら果汁10mlを2週間のみ続けて、花粉症のムズムズが治まったというデータがあります。ティースプーンなら2杯程度。酸味が強いので、空腹時は避けて摂りましょう。

水や炭酸水で割って

水で割ってじゃばらウォーター、炭酸で割ってじゃばらスカッシュに。喉ごしがよくさっぱりとした味わいです。はちみつを入れるとさらにまろやかになり、お子さんにも飲みやすくなります。

おススメ!自家製じゃばらヨーグルト

牛乳とじゃばら果汁を混ぜて一晩置くと、まろやかな自家製ヨーグルトのできあがり。ヨーグルトも花粉症の症状緩和効果があるといわれています。花粉症対策にはぴったりですね。

暑い季節にはフローズン

じゃばら果汁を水で割り、ジュースにしてフリーザーバッグに流し入れて冷凍庫へ。半分くらい凍ったらグラスに入れてフローズンドリンクに。暑い季節におすすめです。

料理のアクセントとして

原産地の和歌山県北山村では、すし酢として使ったり、ポン酢に足したり、ドレッシングのアクセントとして使ったりと、普段からじゃばらを食事に取り入れています。

 

じゃばらを毎日の食生活に取り入れて、花粉症を和らげよう

薬に頼らずに花粉症の症状を緩和させたい、すべての人におすすめの「じゃばら」。お子さんから妊婦さん、授乳中のママにも安心です。また、仕事中や運転中に眠くなる心配もないので、花粉症の時季をスムーズに過ごしたい方は、ぜひ一度じゃばら果汁を試してみてくださいね!

 

元祖福田家のじゃばら オンラインショップ